言うは易し行なうは難し
2015.11.23|昨日、所用で近所にある調(つき)神社に行って来た時の事。
何気なくおみくじを引くと、そこには
「誠心誠意人に尽くして吉」と書かれていた。
誠心誠意って本当に難しい。
誠心誠意を辞書で調べると、
このうえないまごころ。
まごころのこもるさま。
打算的な考えをもたず、まごころこめて相手に接する心をいう。
とある。
常にこの心を持っているというのは本当に凄い。
もちろん、誠心誠意ことにあたりたいと誰もが思っていると思うけれど、
本当に全てのことに、全ての時間に、誠心誠意相対しているかというと、
自信をもって「自分はいつも誠心誠意だ」と言える人は
なかなかいないんじゃないかなと思う。
まぁ、そもそも、自分は誠心誠意だと自分で言っちゃうような人は、
その時点で、ちょっと違うんじゃないかなと思ってしまうけれど。
かく言う僕も、そうありたいとは思うけれど、
100%実践ができているかというと、やっぱり自信がない。
エゴが出てしまったり、
嫌気がさしてしまったり、
そういうことは少なからず、ある。
自分にできる事は、
そういう不完全な部分もしっかりと見つめて、
常日頃から「今、自分は誠心誠意ことにあたっているだろうか」
と自問自答し続けるしかない。
誠心誠意であるというよりは、
誠心誠意に近づく為のアプローチを取り続けるということ。
なかなか完璧というのは難しい。
まさに、言うは易し行なうは難し。
ちなみに、調神社は狛犬ならぬ、狛兎がいて、とても愛らしいです。