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日本酒に光を

2010.04.12

日本酒を楽しむための建築を設計したい。

できれば個人邸とかではなく、店舗だと良い。

腰を据えて、ゆっくりじっくりと、
日本酒に向かい合うことができる空間。

日本酒に対する世間の目は、わりと厳しいように感じる。

僕は今、28歳なのだけど、
「日本酒が好きです」
というと、たいていの人は珍しい動物を見るような顔をする。

思うに、これは日本酒の魅力と可能性が、
正しく世間に広まっていないからに違いない。

僕の日本酒歴はまだまだ浅いもので、
知識も豊富ではないけれど、
いろいろな酒蔵のお酒を飲んでいくと、その懐の深さに感動する。

おそらく、日本酒が持っている実力は、
僕の想像を遥かに凌駕していることだろう。
そう感じざるをえないほど、日本酒はすばらしいお酒である。

先日も偶然ながら
京都・玉乃光酒造の純米大吟醸を飲みながらイチゴを食べるという機会を得た。
こんな組み合わせはあうはず無いよな、と思って口にしたのだけれど、
その相性の良さに驚いた。

イチゴを食べてから玉乃光を飲むと、
イチゴの甘みと玉乃光の甘みが溶合って、
一瞬でふわりと口全体に広がり、そして消えていく。
甘みが消えた後にはイチゴの酸味が舌に心地よく響く。

さらにもう一口、玉乃光を口にいれると、
残っていた酸味がきれいに消えていき、お米の味がほんのりと残る。

味覚全体で味わうことができる、不思議な楽しさにつられて、
あっという間にイチゴ1パックと玉乃光1合がなくなってしまった。

だまされたと思って、一度試していただきたい組み合わせです。

というわけで、日本酒について話し始めると、ついつい長くなってしまう。
結局何が言いたかったかというと、
そんな、日本酒の奥深さを味わえる空間を是非、設計してみたい。
ということです。

日本酒に光を!

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