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保育園2

2010.06.21

そもそも最初の動機は、
秋山立花で働く仲間が、安心して働けるような環境を整えたい。
ということだった。

それにはどうしても、こどもの保育施設の充実を欠かすことはできない。
男性であれ、女性であれ、
秋山立花で働くことと、こどもを産み育てることを
天秤にかけさせるようなことがあってはならない。

自然と両立することができるようにすることが、僕の役割である。

だからこそ、
こどもを預けることができる保育園が、
事務所に併設されているとしたらどうだろう。

保育園の定員を気にすることも無い。
なにかあった場合でもすぐに駆け付けることができる。
お昼休みにはこどもと一緒に過ごすことだってできる。

そんな環境を造り出せたら、きっと幸せな事務所になるに違いない。

つづく

保育園1

2010.06.14

2888人に対して1000人

この数字が何を現しているか分かるだろうか。

横浜市は全国でも指折りに待機児童数が多い自治体である。
上にあげた数字は、僕の住んでいる横浜市戸塚区が公表している、
認可保育園の定員数に対する待機児童数だ。

0歳児と1歳児に限れば、この数字は
250人に対して750人になる。

僕は、この数字を見た時にとても驚いた。
公表されている分だけでこれである。

待機児童数の多さに最初から諦めざるをえなかった人や、
この問題の為に、子づくりを躊躇っている人もいるだろう。

潜在的な数値はもっと悲惨なことになっているはずだ。

ここ数年、この問題が非常に気になっている。

僕はまだ結婚もしていないし、子供もいないけれど、
いわゆる子育て世代に属している。
すでに子育てをしている友人も多いし、とても他人ごととは思えない。
本当に困ったことである。

どうにかならないものかな。と考えてみても、
ここ数年の間に、この問題が抜本的に解決するということは、
ちょっと考えられない。

十何年も前から度々言及されてきている問題なのに、
改善するどころか、悪化の一途をたどっている現状を思うと、
楽観的な予測は禁物だろう。

ではどうするのか?

現況に問題があるのであれば、それは変えるしかない。
他の誰かが変えるのを待つくらいであれば、
いっそ自分が変えてしまえば良い。

そう思ったら、あとは計画を練るだけである。
僕は夜な夜な、保育園と秋山立花を結びつけることを考えはじめた。

つづく

心に残る

2010.06.07

心に残る文書。
心に残る映画。
心に残る音楽。
心に残る香り。
心に残る風景。

多分、誰しもが持っている。

そして、日常のふとした瞬間に思い出す。
例えば、夏の終わりの夕暮れ時とかに。

それは人生に彩りを与えてくれる、とても大切なものだと思う。

だからそこに「心に残る建築」も加えたい。

秋山立花が手がけた建築が、
誰かの心の中にしっかりと根をはって、
ずっとずっと残っているように。

秋山立花の展望1

2010.05.17

人は ―だいたいにおいて― 24時間建築と関わっている。

家にいる時、
学校にいる時、
会社にいる時、
街を歩いている時、
僕たちの周りにはなにがしかの建築がある。

幸いにして日本の多くの地域で、
建築は「当然のようにそこにあるもの」になっている。
水や空気と同じように、
普段あまり意識しないで関わっているというレベルまで、
生活に根強く入り込んでいる。

だから、建築のことを考える時には、
人の人生や生活を考えなくてはならないし、
社会のことを考えなくてはならない。

建築のことを考えながら少子化問題について考えたり、
建築のことを考えながら若者の就農についての可能性を考えたり、
建築のことを考えながら超高齢社会への対応を考えたり、
建築のことを考えながら医療のあり方を考えたり。

これはごく自然なことだし、当たり前のことだと思う。

秋山立花は来月で3年目に突入し、
僕は来年30代に突入する。

秋山立花の今後の展望として、
そして僕の30代の目標として、
建築という分野を通して、
現在のそして未来の社会的問題に向き合っていきたい。

「人の営みのすべてに」

秋山立花はひとつひとつの仕事を通して、
人と向き合い、社会と向き合っていく。

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