「建築家がなんでそんなことをやっているの?」と聞かれたことがあります。確かに、一見すると建築と全く関係のないことを私たちは行っています。
シングルマザー家庭への支援に関しても然り、産後ケアへの取り組みに関しても然り。
しかし、私たちが建築をこよなく愛し、情熱を持って仕事をしている理由と、社会課題を解決していきたいという想いを持って活動している理由は、全く同じものなのです。
すなわち、私たちが生活しているこの社会を、そして、こどもたちに引き継いでいく未来をより豊かなものにしたい。ということです。
私たちは私たちの手によって産みだされる空間が、その空間に住まう人、その空間を使う人を豊かにしていく力があると信じています。同じように、私たちの空間を産みだしていく技術や知見は、社会課題を解決していくための仕組みを産みだすことに役立てることができると信じています。
建築家という立場から、社会と人生をより豊かなものへと形作っていく。これは私たち秋山立花の使命であると考えています。