課題
2016.05.17|娘が産まれて一ヶ月が経ちました。
里帰り出産のため、僕は毎日こどもに会うことはできませんが、
その変わり、実家のサポートが得られて、嫁の産後の負担は軽減できています。
初めての出産、初めての子育てで分からないことばかりですが、
嫁のがんばりと、実家の協力には本当に頭がさがります。
と、同時に、この一ヶ月を振り返ると、
「やはり、日本はこのままだとこどもは増えないな」
と思わずにはいられません。
日本には圧倒的に、産褥期のサポートが足りていない。
誰もが、何もわからないまま、子育てを開始します。
今回のように実家のサポートが得られれば幸運ですが、
そうでない場合は、安静にしていなくてはいけない産後の日々を
慣れない子育てで不安になりながら過ごさなくてはいけません。
もちろん、パートナーが家事をすべて担うことができれば良いですが、
仕事をしながらだと、難しいこともあるでしょう。
今回、退院後に2回、助産師さんに指導をお願いしましたが、これは本当によかった。
不安に思っていることをプロがしっかりと相談にのってくれるのはとても安心できます。
妊娠中だけではなく、産後のケアを行なっていかなくては、
とてもじゃないですが「こどもを産みやすい国」にはなりません。
娘が産まれて、実感したこの国の課題に対して、
今後、自分になにができるか、考えてみたいと思います。