禅の庭ではないけれど
2011.05.09|週に1度しか更新しないにもかかわらず、
いつもいつも、多くの方に読んでいただいていて、
本当にうれしく思っております。
北は北海道から南は沖縄まで、
わざわざ僕の文章を読みにきていただけている事に、
本当に恐縮というか、身に余る気分です。
秋山立花はフットワーク良く、
全国どこでも飛んでいきますので、
建築のご相談がございましたら、ぜひともお声がけください。
さて、時折ですが、このブログ。
「建築の方のブログなのに写真、少ないですよね」という声をいただきます。
まったくもって、その通り。
これについては完璧に僕の怠慢であり、申し開きもできません。
ということで、今回は写真を掲載することにしました。
この写真
僕の家と事務所の間にある、擁壁を撮影したものです。
ほんとうに「ただの擁壁」です。
特別なところはどこにもありません。
先日、この擁壁をじっと見てみました。
年期のはいったコンクリートの色、そこからたくましく芽吹く植物。
ずっと、見ているとなにやら「禅の庭」を鑑賞しているような気分になります。
何か、生命の深淵がそこに表現されているようだなと。
すれ違う人々から、変な目で見られながらも、
30分ほど、じっと考え込みながら見続けていました。
みなさんはどう思われますか?
だからなんだと言われると、
すいません。何のオチもありません。
と言うしかないのだけれど。