働き始めた時に思っていた事
2015.05.18|独立をする前。
大学を卒業してからの3年間だけ、建築設計事務所で働いていた。
就職をする前から、3年で独立すると決めていたので、
雇う側からしたら、けっこう迷惑な社員だったかもしれない。
ただ、3年間しかいないと決めたからには、
その3年間でちゃんと『黒字』を残して辞めようと思っていた。
自分の給料を考えて、その数倍の売上に貢献しないと、
会社としてはなかなか黒字にならない。
薄給な建築設計事務所と言えど、それは変わらない。
自分が経営者だったらどうかということを考えながら、
3年間を過ごしていた。
1年目
まずはそもそも実施設計や現場監理を学ばなくてはいけないし、
学ぶだけで売上にはそんなに貢献できないことはわかっていた。
なので、力を入れたのは「掃除」
事務所の掃除は全て自分で引き受け、
先輩社員が常に綺麗な事務所で気持ちよく仕事ができるように。
自分の仕事で貢献できないのであれば、
すでに貢献している人たちがより効率よく働けるようにする。
そんなことを考えていた。
2年目
仕事も徐々に慣れてきて、
担当物件も持たせてもらえるようになり、
この一年で『黒字』にはなった。
3年目
新卒採用の2人の教育係をやりながら、
事務所内で最多の物件数を担当。
3年目は一級建築士の受験勉強もしていたので、
いかに仕事と勉強を両立できるかを考えていた。
一番、ビジネス書を読みあさったのもこの時。
結果としてはかなりの『黒字』になっていたと思う。
もう7年前のことだから、結構懐かしいのだけれど、
会社に勤めるからには、しっかりと貢献しようと考えていた。
ただ、会社からしたらだいぶ生意気な社員だったと思うけれど。