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通常、建築設計事務所の仕事は建築を設計することにあります。

その土地に「何」を建てるかということはすでに決まっていて、
その「何」をどのように捉えて実際の建築空間にしていくかということをやる。

例えば、そこに「集合住宅」を建てることは決まっていて、
どのような「集合住宅」となるのかというところが仕事。

しかし、秋山立花の場合は通常の建築設計事務所とは少し異なります。

秋山立花 にご依頼いただく仕事のおよそ半分は、
まだ「何」を建てるか決まっていません。

その土地に「何」が建つべきなのか。
そこから任され、提案をするのです。

その土地に対して、どのような選択肢が考えられるのか、
その土地には、その街には、
どのような機能、どのような仕組みが求められているのか。
まっさらな状態から全てを組み立てていきます。

今日の午前中に打合せをした新規の物件も、
明日、打合せをする新規の物件も、
まだ「何を建てるのか」が決まっていない仕事。
最初の最初から考えていきます。

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