富塚八幡宮
2012.05.28|お察しの方も多かろうと思いますが、
先週の土曜日、無事31歳を迎えることができました。
多くの方からお祝いの言葉をいただき、
また心のこもった贈り物までいただき、
本当に、ありがたく存じます。
何歳になっても、
やはり「おめでとう」と言われるのは嬉しいものですね。
土曜日だし、誕生日だし、
何か特別なことでもやったかというと、
いつも通り、仕事をしいつも通り帰宅いたしました。
そこらへんは31歳独身男性というところを
おもんぱかって頂ければ幸いです。
さて、
そんななかでもやはりひとつ歳を重ねることができたので、
ここは氏神様に御礼をしなくてはと、
仕事に向かう前に地元の神社である、
富塚八幡宮を詣でさせて頂きました。
富塚八幡宮は「戸塚」の語源にもなったという、
由緒のある神社です。
さかのぼれば延久4年。
いわゆる「前九年の役」と呼ばれる合戦にて、
奥州平定のために下ってきた、
源頼義、義家親子がこの地に露営した際、
誉田別命と富属彦命が夢枕にたち、ご神託の賜ったそうです。
おかげで戦功を立てることができ、
その感謝の気持ちを込めて社殿を造営し、両祭神を祀ったことから、
富塚八幡宮の歴史が始まります。
ちなみに、ちょっとした丘の上にあるのですが、
その丘自体が、富属彦命のお墓、つまり古墳であると伝わっていることから、
名を「富塚」としたそうです。
歴史が好きな人間にとっては、
こういうのふむふむと興味深く思ってしまいますね。
ちょっと心が千年ほどさかのぼって、
今いるところで何が起きていたのか、
想像を巡らしてしまいます。
富塚八幡宮へは年始の初詣と、
秋山立花の商売繁盛祈願で毎年訪れますが、
自分が生まれた日に詣でるというのは、なかなか良いものです。
31歳のこの年も、充実したものとなるように、
ますます精進する所存です。