少しの進歩、確かな喜び
2010.08.09|僕は毎週1回はジムに通って汗を流すようにしている。
本当はもう少し回数を増やしたいのだけれど、
無理なく継続できるペースは今のところ、週に1回だ。
このブログもそうだけれど、
とにかくまずは週に1回と決めて、
継続していくことに慣れることが、まずは肝心だと思う。
焦らずじっくりと自分のペースをつくっていく。
僕は割とそういうことが得意な人間かもしれない。
さて、話がちょっとずれてしまったけれど、ジムの話です。
僕は決まって、
ジムに行くとストレッチ、ウェイトトレー二ング、ランニングマシーン。
という順番でこなしていくことにしている。
ストレッチとウェイトトレー二ングは高校野球をしていた時に経験があるので、
だいたいその頃のメニューと同じことをやる。
ただ、17歳の頃に持っていた瞬発力はこの12年間で儚く萎んでいたので、
ショックを受けながらも、軽めの負荷で筋肉をいじめていく。
40分ほどでウェイトトレーニングまで終えると、
あとは50分間、黙々とランニングマシーンをつかって走る。
体調の好不調もあるけれど、
だいたいいつも決まったペースで、決まった距離を走っている。
それが先日、なぜかいつもよりも体の動きが軽いことに気づいた。
いつものペースが遅く感じられ、足の回転もいつになく力強い。
試しにペースをあげて走ってみてもまったく苦にならず、
気づいてみたら今まで見たことのない距離を走っていた。
こつこつと走っていたことで、
どうやらしっかりと体力がついていたらしい。
これは僕にとって、嬉しい驚きだった。
他の人からすれば本当にどうでもよくて、
自分自身しか喜ぶことのないような出来事なのだけれど、
こういった少しの進歩を実感することができるというのは、
人生における確かな喜びだと思う。