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人は ―だいたいにおいて― 24時間建築と関わっている。

家にいる時、
学校にいる時、
会社にいる時、
街を歩いている時、
僕たちの周りにはなにがしかの建築がある。

幸いにして日本の多くの地域で、
建築は「当然のようにそこにあるもの」になっている。
水や空気と同じように、
普段あまり意識しないで関わっているというレベルまで、
生活に根強く入り込んでいる。

だから、建築のことを考える時には、
人の人生や生活を考えなくてはならないし、
社会のことを考えなくてはならない。

建築のことを考えながら少子化問題について考えたり、
建築のことを考えながら若者の就農についての可能性を考えたり、
建築のことを考えながら超高齢社会への対応を考えたり、
建築のことを考えながら医療のあり方を考えたり。

これはごく自然なことだし、当たり前のことだと思う。

秋山立花は来月で3年目に突入し、
僕は来年30代に突入する。

秋山立花の今後の展望として、
そして僕の30代の目標として、
建築という分野を通して、
現在のそして未来の社会的問題に向き合っていきたい。

「人の営みのすべてに」

秋山立花はひとつひとつの仕事を通して、
人と向き合い、社会と向き合っていく。

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