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最近、人前で喋らせて頂く機会が増えている。

もちろん、建築設計事務所なので
お施主さまとの打合せで喋ることは今までも常にあったんだけれど、
ある程度まとまった人数の前で喋ることはそんなに多くはなかった。

これは当然と言えば当然のことで、
建築設計事務所というのはやっぱり
その事務所で造り上げた「空間で語る」ものだと思うので、
なにもわざわざ大勢の前で喋ることなんてない。

というか、その空間に身を置いたときの「感覚」を
「言葉」にして伝えるというのは本当に難しいことなので、
どうしても実際に体感してみないことには、ということなる。

それが、ペアレンティングホームや川崎ウェディングなど、
協創のプロジェクトを手がけるようになったら、
みなさんの前でのプレゼンや講演が増えてきた。

これもまあ、当然と言えば当然のことで、
こうした協創のプロジェクトはそもそも
こちらから積極的に発信しなくては広がっていかないので、
とにかく喋れる機会があれば喋っていくしかない。

協創のプロジェクトに必要なことは
「なぜ」このプロジェクトを始めたのか、
「なぜ」このプロジェクトが世の中に必要なのか、
ということなので、これは「言葉」にしやすい。

この変化は僕の中ではとても好ましいものだ。
なにも人前で喋るのが好きというわけではなくて、
秋山立花という事務所の信じる理念であったり、
秋山立花が進む方向性がしっかりと反映されている変化だから。

『社会と人生に新しい選択肢を提案する』

この理念に沿って、すべての行動が決まる。
ひとつの建物を設計する上でも、
ひとつの協創のプロジェクトを進める上でも。

ただ、ひとつ困ったことは、
僕のプレゼン能力がまだまだ拙いということですね。
これについては本当に成長しなくてはと、冷や汗をかいています。

ということで、ムスヒ財団での講演を少しだけ。
こちらでご覧いただけます。「第五回ムスヒ財団ランチ講演会

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