白髪についての考察
2011.06.20|髪を切りに行きたい。
月に一度はそんな衝動にかられる。
生まれてこのかたずっと短髪なので、
少し伸びてくるとすごく気になってしまうのだ。
できることなら、
2週間に一度のペースで切りにいきたいくらいである。
髪の毛の事と言えば、独立してからというもの、
「白髪、また増えたんじゃない?」
という言葉を良く頂戴する。
まったくもって、おっしゃる通りで、
僕の白髪は着実にその勢力圏を拡げていっている。
この勢いを維持すれば、
あこがれのロマンスグレーに、
30代のうちにたどりつけるのではないだろうか。
なんだかワクワクするようでもあるし、
本当にそれで良いのだろうかとも思う。
大変、難しいところである。
しかし、僕の白髪はなにゆえこんなにすくすくと育つのか。
理由は皆目わからないのだけれど、この白髪のおかげで、
「あぁ、秋山君は大変苦労しているんだな、偉いな」
と思われるので、なかなか悪くない。
ところで、ロマンスグレーって本当は
「ローマンティック・グレー」のことなんですね。
ローマ風のグレー。
ロマンチック街道は、
恋人同士が愛をささやきあうようなロマンティックな道というわけではなく、
「ローマンティック・ストレージ」つまりは古代ローマの街道を意味する。
と言うのと同じ原理なのだろうか。
「ローマ風のグレー」
なにやら語感はかっこいいのだけれど、
本来意味するところはさっぱりわからない。
今度、時間が有る時にじっくりと調べてみることにしよう。