ある建築家の子育て日記 vol.7
2017.11.27|みなさん、こんにちは。
娘が可愛すぎて可愛すぎて、娘の手のひらの上でころころと転がされている秋山です。
身体の節々が擦れてまんまるになるくらい、転がされれば本望です。
さて、今回は「呼び方」について書こうと思います。
半年程前、私たちの娘も単語を口にするようになりました。
ご多分に漏れず、意味が通じるのは「ママ」と「パパ」から始まります。
今はじょじょに意味をなしていっているかな、という言葉が散見されてきています。
ネコのことをニャンニャンとか、犬のことをワンワンとか。
(実際は「にゃぁにゃ」とか「わぁわ」とかになってますが)
そんななか、半年前から駆使し始めた「ママ」はそれはもう、
表現のバリエーションも増え、力強さも増すばかりです。
なのに、「パパ」消えた。
いつの頃からか、「パパ」という単語を口にする事が極端になくなりました。
いや、言える事は言えるのです。言おうと思えば言えるんです。
言えるんですが、言わないんです。
なぜだろう??
そして、もっとなぜだろうと思うのが、
私のことを「ママ」と呼ぶのです。
もちろん、妻のことも「ママ」と呼びます。
必然的に「ママ」と呼ばれると妻も私も振り返ります。
ママ2人体制。
当初は「ママじゃないよ、パパだよ」
と言ってきかせていたのですが、
一向に「ママ」と呼ぶ事が多くなってしまったので、
もう、「ママ」でいいや。というのが今のところの心境です。
なぜ娘が私のことまでも「ママ」と呼ぶようになったかは、皆目検討がつきません。
しかし、そんななかでもなんとなく、
妻を呼ぶ「ママ」と私を呼ぶ「ママ」には、
表現に微妙な差異があるように感じてきました。
妻を呼ぶ時は屹然と「ママ」と発音します。
はっきりくっきり、クリアな「ママ」です。
私のときはどちらかというと「まぁうまぁ」といか「もぉあもぁ」というか。
なんというかふんわり言っているように感じます。
なんとなく。
もしかすると、気のせいかもしれませんが。
おそらく、娘の中では「ママ」の使い分けをしているのではないか。
同じ音でも、表現の際によって結果が違うことを楽しんでいるのではないか。
などなど推察するのですが、真相はもちろん、娘の胸の中。
ということで、今日も「ママ」と呼ばれて笑顔で振り向いています。