こどもたちの熱量
2014.03.17|今日は放課後NPOアフタースクールさんのプログラムの一環で、
こどもたちと「建築」を楽しんできました。
場所は東高円寺にある新渡戸文化アフタースクール。
ペアレンティングホームプロジェクトを推進している者として、
こどもたちへの学びの提供というのはとても関心の高い分野です。
今回は「未来の自分の家」という題で、
こどもたちと一緒に考えながら、
模型をつくっていくプログラムを実施しました。
事前にプログラムを考えて、
いくつかツールも用意して、
しっかりと全体の流れを想定して、
準備万端で望んだのですが、
こどもたちの行動はいつでも予測不可能。
あっさりとこちらの予想の斜め上をいきます。
想定していた流れからは気持ちよく外れていきますが、
僕もその外れていく様を見ていてとても楽しかった。
自分たちの興味や関心のあることを見つけると、
夢中になって手も頭も動かしていく。
そこにあるものを自分たちなりに解釈して、
物語をつけて活用していく。
こうした想像力や自分で開発していく力は、
本当に見ていて楽しい。
なので、
こちらで事前に用意した「流れ」を守ろうとするのではなくて、
こどもたちが自分たちでつくっていく「流れ」にのっかって、
その場その場でプログラムを柔軟に変えました。
終わりの時間がきても、
手をとめないでずっと夢中になっていたこどもたちを見て、
あぁ、これはとても良いなと。
90分というわずかな時間でしたが、
僕の専門である「建築」をこどもたちと一緒になって、楽しむ。
こどもたちに「建築」の楽しさを知ってもらう。
ということが存分にできた、有意義な時間でした。
これからも秋山立花として、
こどもたちへの建築プログラムに関わり続けたいと思います。