ブログ

『年末年始の営業のお知らせ』
誠に勝手ながら
12月31日~1月3日を冬期休業とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

***************************

さて、今年も最後のブログとなりました。

今年も、非常に長く感じる一年でした。
よく「早いもので」という言葉を使いますが、
振り返ってみても、まったく「早いもので」という感じがありません。

充実した一年を過ごすことができた証拠だと、
勝手に解釈をしています。

今年はいろいろなことが起きて、
いろいろなことが変わりました。

それと同時に変わらないものは、
やはり変わることなく続いています。

悲しいことや、厳しいことがあって、
でも、楽しいことや嬉しいこともありました。

新しく出会えた大切な人、
もう会えなくなってしまった大切な人、
変わることなく大切な人たち。

さて、みなさんのこの一年はどんな年だったでしょうか。

今年が終わる、その最後の一秒まで、
みなさんのそばに幸運がありますように。
そして、夜明けに昇り行く太陽のように、
2012年が輝かしいものとなりますように。
また、来年もよろしくお願いいたします。

『年末年始の営業のお知らせ』
誠に勝手ながら
12月31日~1月3日を冬期休業とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

***************************

今年も残すところあと2週間となりましたね。

休みなく働いていると、よく曜日感覚が麻痺してきて、
今日が何曜日なのかをふと忘れてしまうことがあります。

今回の年末年始はずっと仕事になりそうなので、
季節感も麻痺してしまいそうですが、
やはり建築の仕事をしているということは、
僕にとってとても楽しいことなので、うれしい限りです。

そんな中、お施主さまからこんな素敵な贈り物をいただきました。

RIMG0003_convert_20111219183406_convert_20111219183918_convert_20111219184035

麦と芋の焼酎

至る所で、お酒が好きだと公言しているせいか、
贈り物にお酒をいただくことが多いです。

本当にうれしいですね。
感謝の気持ちを込めて、おいしくいただきたいと思います。
飲み過ぎて、本当に魔界へ誘われないように気をつけながら。

仕事しているときってどんな音楽かける?
ということが話題にのぼることがある。

打ち合わせの時はクラシックをかけるのが常なのだけれど、
僕は仕事のときはあまり音楽を聞かない。
というか、音楽はかけているのだけれど、
最初は聞こえていても、
仕事に集中してくると聞こえなくなってしまうので、
音楽がかかっていてもかかってなくても関係なくなってしまう。

以前働いていた事務所では、
仕事に集中しているときには、
電話の呼び出し音も、
「秋山さん○○さんから電話です!」と呼ばれる声も
まったく聞こえてなくて、
肩をたたかれるまで気がつかなかったということが多々あった。
決して無視していたとかじゃないですよ、本当に。

ただ、仕事の内容によっては集中よりも「ノリ」が必要なときもある。
例えば深夜の時間帯にやる建築模型製作などだ。

そんな時は自分がその時に気に入っている音楽をかける。

今、僕がよくかけるのは音楽ではないのだけれど、
バラク・オバマ大統領による大統領選挙キャンペーン中のスピーチだ。
自分のスピーチの参考にもなるし、英語の聞き取りにも役に立つし、
「Yes! We Can」っていう気持ちにもなれる。

今更ながらという感じもするのだけれど、
やはり優れたスピーチを聴くのは勉強にもなるし、勇気がわいてくる。
いつか僕もこのレベルのスピーチができるようになりたいものですね。

秋山立花では設計をさせていただいた住宅を
お引渡しする際には、
竣工お祝いの品を贈らせていただいています。

いつも何が良いかなと悩みながら考えるのですが、
先週末の竣工お祝いでは、
生け花の先生に来ていただき、
その空間とお客さまに合わせて、
その場で、生けてもらう。
という初の試みをしました。

玄関の一角に生けられた花
Exif_JPEG_PICTURE

玄関の一角に生けられた花
Exif_JPEG_PICTURE

先生の鮮やかな手さばきと、
立ち上がってくる花たちに、
思わず見とれてしまいます。

完成した生け花は、
この家に新しい彩りを与えてくれました。
僕のつたない写真でしかお見せすることができないのが、
本当にもったいないくらい、
生け花と家がお互いを引き立て合っています。

お客さまにもとても喜んでいただけて、
この試みは大成功でした。

生け花も建築も「空間」を扱うという意味では共通していますね。
秋山立花はこれからも、
様々な場面で「生け花と建築」の共演に挑戦していきます。

最後に、
この素敵な生け花が気になる方はこちらから「CU HANDLE

今年も師走が迫ってまいりましたね。

なんとなしに急かされて、
意味も分らず来る年に向けて追い立てられる。
今年なのだか来年の準備期間なのだか
分らなくなる事もしばしばなのが師走です。

とはいえ、そんな空気に逆らって、
あくまで仕事のペースを維持しながら、
残る今年を終えたいものですね。

さて、相も変わらず建築設計事務所のブログなのに、
建築のことに中々触れない僕の文章ですが、
今週もそんな感じで行きたいと思います。

もはや、単なるエッセイなのではないかと、
ありがたいつっこみを受ける事もありますけれども、
これからもおつきあいいただけると嬉しいです。

先週、僕の趣味のひとつである読書のことを書きましたが、
僕は文章を読むだけではなく、こうして書く方も実は大好きです。

文章を書くということも、
もう趣味だと言ってもいいくらい、好きなのです。

ただ世の中には「下手の横好き」という、
なんとも軽妙な言葉がありまして、
僕の文章もそんな言葉が似合ってしまうところが、
大変残念でございます。

何事もコツコツと、
ひとつひとつ、一歩一歩、一段一段、
努力を重ねて行くのが秋山家の信条なのですが、
こうして週に一回書いているブログの文章は、
果たしてしっかりと向上しているのかどうか。

建築においては自分の昔の設計を見直して、
そこからより向上できる要素が無いか頭をひねり、
なんとしてでもより良い空間を生み出す事ができるよう、
常に模索をするのですけれども、
自分の昔の文章を読み返すという段になると、
とたんに気恥ずかしくなってきて、
結局怠ってしまっているのです。

これではいつまでたっても文章力の向上は見込めないと、
迫る年末年始のお休みは、
「文章を書く」ことに注力してみようかと、
ひそかに思っています。