「和紙をもっと手軽に日常生活に取り入れたい」
2011年2月1日~2月8日の日程でトビムシバイテンさんにて行われていた「てまひま。-和紙のてまひまー」展の一環として、和紙を使ったワークショップを2月6日に行いました。
秋山立花はワークショップの内容を提案することと、ワークショップでの講師をして欲しいとの御依頼を受けました。
「和紙をもっと手軽に日常生活に取り入れたい。」というテーマでということでしたので、和紙を使ってだれもが簡単につくることができる照明をつくることにしました。
和紙の提供は新潟で昔ながらの和紙づくりを継承なさっている、小国和紙生産組合の今井千尋さんから。また、新潟の物産を都内に紹介している新事業企画の大橋敏行さんに当日の運営を助けていただきました。
和紙の美しさがもっともきわだち、またいろいろな表情が見せてくれるのは、やはりあかりを透過する時だと思います。
そこで2枚の和紙で電球をつつむような照明を考えました。2枚の和紙で包むことによって、光源との距離や和紙の重なりあいによって、見えかたが変わっていきます。
今回のワークショップでは最初に墨汁や絵の具で、思い思いの絵や模様をえがいてもらうことで、さらに楽しい表情をだせる照明づくりをしてもらいまいした。
定員が10名のワークショップでしたが、当日は定員を大幅に超える20名以上の方に楽しんでいただくことができ、大変充実したワークショップとなりました。